ザリガニを食べて上海人とお近づきになろう。(カエルもあるよ!)
こんにちは、夫のほいこーろーです。
先日、職場の方から、新着任者を集めた飲み会のお誘いがありました。
その名も「ザリガニ・カエル会」!!
何ともストレートなネーミング…笑
中国には「机以外の4本足のものは何でも食べる」という言葉もあるそうで、日本と比べ多種多様な食文化がある事を事前に聞いていたので、せっかくなので参加してみることにしました!
今回訪問したのは、「食六区龙虾烧烤夜宵(长宁网红店)」というお店。
お店の雰囲気は、バーカウンターがあり、打ち付けの壁にカラースプレーで落書きされているようなストリート風。
お客は我々サラリーマンのほか、中国人の若者が多い印象でした。
中国生活が長い同僚が簡単に注文を済ませてくれ、ついにやってきました!
「ザリガニのニンニク炒め」
小ぶりながらも見た目はかなりいかつい印象。
両手に大きなはさみを持っているところがエビと違うところか・・・
これまた中国生活が長い同僚の方が効率的な食べ方を教えてくれました。
手順としては以下の通り。
①ビニール手袋を装着
↓
②両手のはさみをねじりながらもぎ取る。
↓
③胴体を側面から潰し、殻をめくるように剥いていく。
↓
④剥いた後出てきた身を食べる。ビールで流し込む。
やってみたら分かりますが、結構時間がかかるのと殻自体が堅いのでかなり握力を持って行かれます。
各席に配布されるビニール手袋を装着しているので手は汚れませんが、食べた後びちゃびちゃになったビニール手袋を取り外すのがなんともめんどくさいw
食べたらそのままビールを持って、「ごくり」といきたいところですが、なかなかそうはいかないのがもどかしい限りでしたw
ザリガニを食べてみた感想としては、
1 味について
ザリガニ、意外と美味しかったです!
味は、「味の濃いエビ」って感じで、泥臭さがするかな・・・と思っていたのですが、そんなことはなかったです。
エビより身が締まっていて、食感は硬めで、歯ごたえがよいという印象です。
ニンニクとの相性がばっちりで、ビールをはじめハイボールやレモンチューハイなどのすっきりした飲み口のお酒が進む、濃いめの味でした。
2 コスパ面
上海で有名な「上海ガニ」や通常の飲食店で提供されるエビなどの甲殻類よりもザリガニの方が安価とのこと。
前述したように味はほぼエビと一緒な上、値段が安いので、「エビ食べたい!」ってなったときに気軽に食べられるのかなと思いました!
3 手軽さ
日本でエビが出るときにはほとんど殻が剥かれた状態で来るのに慣れているからか、殻を剥く作業が苦行でした・・・
殻の大きさの割に身は小さく、「これだけ頑張って、これだけか」と感じることもしばしばw。
でも、もう少し訓練して無意識レベルで殻剥きができるようになれば、このような事を感じることはなくなるのだと思います!
4その他
ザリガニを食べるという食文化は日本にないので物珍しく、私たちが赴任直後に同僚に連れて行かれたように、友達が上海に訪ねてきた時にネタとして訪問できそうだなと思いました。
友達にドヤるためにも、ザリガニの殻剥きの能力を高める必要がありますね。
また、ザリガニと同時にカエルの煮込み料理も注文しました。
写真のスープの色は危ない色していますが・・・
カエルについても正直、美味しかったです。
味は、鶏肉の味を更に淡白にした感じで、まったく違和感なく食べられました。
補足
ビールを注文して驚いたのは、ビールが各席に個別サーバーにて提供された事でした。
自分のジョッキに直接ビールを注げるのは、ビアガーデン以来なので、気分が上がりました♪
今回、訪問したお店は、「食六区龙虾烧烤夜宵(长宁网红店)」というお店でした。
古北の高島屋から歩いて5分程度です。
場所は以下の通りです。
興味があれば、ぜひご訪問をお願いします。
以上、ほいこーろーでした。